自由と知性を尊重し地球上のすべての人々との間に相互理解の精神を培い、世界の平和に貢献しています。その為に各々の会員が人のために一人ではできないことを、皆でやろうというのがライオンズクラブの理念です。
ライオンズクラブは、それぞれの地域において貢献する世界最大の社会奉仕団体です。
「ライオンズクラブ国際協会」
ライオンズクラブは、地域社会と国際的奉仕活動を行っています。
地域社会から求められるあらゆる問題に取り組み、金銭、労力の両面から奉仕活動を展開しています。
ライオンズクラブ国際財団を通じて災害援助、人道主義的奉仕への援助、職業技術指導計画への援助、視力保護・障がい者援助・健康推進・青少年奉仕・国際親善交流・青少年交換などを行っています。
ライオンズクラブの名前は行き当たりばったりに選ばれたわけではなく、造語でもありませんでした。有史以前からライオンはあらゆる善きことの象徴であり、ライオンズの名前は象徴として選ばれたのです。4つの優れた資質 -
勇気、強さ、活動、忠誠 - がライオンズという名の選択に大きく関わっています。これらの資質の最後に挙げた忠誠は、すべてのライオンズ会員にとって独特な深い意味を持っています。ライオンというシンボルは、古代から現代にいたるあらゆる国で何世代にもわたって忠誠の象徴とされてきました。それは友人に対し誠実であること、理念に対し誠実であること、義務に対し誠実であること、信頼に対し誠実であることを意味しています。
紋章の中央の円には金色の「L」の文字がデザインされています。縁飾りの円には2頭のライオンの横顔が、中央から外に顔を向けて配置されています。一番上には「LIONS」という文字が、一番下には「International」という文字があしらわれています。
ライオンは過去と未来の両方を見つめています。これは伝統への誇りと未来への自信を表しています。
会員とクラブが、ともに一つになって進むことを意味します。
円の中にある大きなLの文字は、法(Law)、自由(Liberty)、労働(Labor)、忠実(Loyalty)、愛(Love)、生命(Life)、ライオン(Lion)を象徴するものです。
ライオンの顔は2方向を向いていますが、これは非利己的な奉仕をあらゆる方向に向かって行うことを意味し、かつ、1頭は過去の輝かしいライオンズの歴史を見守っており、他の1頭は前途遼遠たるライオンズの未来を見つめています。
1917年(大正6年)6月7日にアメリカ合衆国イリノイ州シカゴで誕生しました。
創設者はメルビン・ジョーンズ氏で保険代理店を経営していた人です。彼は実業団体の会員として市の有力者たちと交流しているうちに、この集まりが単なる商売上あるいは社交場の集まりにとどまらず、社会のために何か有益な団体になり得ないかと夢を抱いたのが発端です。そこで彼はアメリカ合衆国内の各種団体に呼びかけ、各地の指導者的立場にある人々による社会奉仕団体・ライオンズクラブが誕生しました。現在では208の国と地域で地域社会奉仕を行っている約135万の会員を擁する世界最大の国際的社会奉仕団体になっています。
ライオンズには、ダイナミックな歴史があります。1917年に創設されたライオンズは、失明と闘う活動で最もよく知られています。それは私たちの歴史であり、現在の取り組みでもあります。しかし私たちはその他にも、多様な地域事業にボランティア活動を行っています。活動内容は環境保護、飢餓対策、高齢者や障害者の支援などです。
★「メルビン・ジョーンズ」の略歴は、こちら。
各クラブは、その地域社会で真に要求されていることを、その目で、耳で、足で探し出し、その奉仕の方法を研究し、実践します。
奉仕は会員個人が、日常、職域、人間関係を通じて行うだけでなく、クラブのチームワークを発揮して行うことにより、また、同一地域に複数のクラブがあるときは協力することによってさらに有意義となり、効果を収めることができます。
私たちはこれを「アクティビティ」と呼んでいます。このアクティビティこそライオンズクラブの奉仕活動の特色です。
つまり、ライオンズクラブは単なる社交クラブでもなく、寄付団体でもなく、また慈善団体でもない、国際協会を構成する一単位で、クラブの会員の力を集結して諸般のアクティビティを実行する国際的な社会奉仕団体なのです。
【歌】ライオンズ・ヒム
【歌】ライオンズクラブの歌
【歌】また会う日まで